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2008年3月 7日 (金)

帯広市・六花亭 『ずいずいずっころばし』

【六花亭製菓㈱】(本社・工場:帯広市西24条北1丁目3−19が発売する〝童謡(日本わらべ歌)シリーズ〟のお菓子
昨年1月末に発売となった童謡シリーズ第一弾『雪やこんこ』、昨年4月に発売となった同第二弾『どこかで春が』と同第三弾『どんぐりころころ』に続き、昨年12月28日に新発売された童謡シリーズ第四弾『ずいずいずっころばし』
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☆童謡『ずいずいずっころばし』
「ずいずいずっころばし 胡麻味噌ずい
茶壷に追われて 戸っぴんしゃん
抜けたら どんどこしょ
俵のネズミが 米食ってチュウ
チュウ チュウ チュウ
おっと(父)さんが呼んでも
おっか(母)さんが呼んでも
いきっこなぁーしよ
井戸の周りで お茶碗欠いた(描いた)のだぁーれ」
徳川幕府の第三代将軍・徳川家光は大のお茶好き。
特に京都の「宇治のお茶」を好んで飲んだそうで、宇治から江戸までの遠い道のりを大名格の籠に「宇治の新茶(約1年分)」が入った『茶壷』を載せて運び、その道中は大勢の武士たちに守られながら「下に~、下に~」と通りがかった旅人や地元の住人達をひれ伏させて物々し練り歩き、まるで大名行列の様相を呈していた。
冒頭の「ずいずい…」「ずい」は『ずいき』というサトイモの葉柄(ようへい)。
これを乾燥させてイモガラを作り、保存食としてお茶受けにしたり、胡麻と味噌で和えて「胡麻味噌ずい」を作ったりしたという。
『茶壷』を載せた籠の行列に遭遇してトラブルに巻き込まれるのを防ぐ為、人々は『ずいき』「胡麻味噌ずい」を作っている途中で放り出し、まるで追われるように(=「茶壷に追われて」)家の中に入り戸をピシャンと閉めて(=「戸っぴんしゃん」)、俵の米を食べているネズミの鳴き声が聴こえるほど部屋の奥でひっそりと息をひそめ、行列が通り過ぎるのを待っていたとか。その際、行列に対してくれぐれも無礼がないようにと、子供達を隠そうとして慌てて家の中に入ろうとしたところ、誤って井戸のそばに置いてあるお茶碗を割ってしまい、かえって大きな音を立ててしまった。
あるいは、『茶壷』行列が通るその日の朝4時以降は煮炊きする煙を出すのを禁止されていた為、その前日に予め「胡麻味噌ずい」など『ずいき』の保存食を作って準備しておき、住人は行列が通り過ぎるのを待っている間は、その『ずいき』料理を食べて空腹をしのいだ。
その際、たとえお父さんやお母さんが呼んでも、行列が通る外へ出て行ってはならない(=「行きっこなぁーしよ」)と子供たちに忠告するほど、とても怖い状況。何か無礼があったら子供であっても“切り捨て御免”されてしまうかもしれない。
行列が通り過ぎたら(=「抜けたら」)、安堵の為か住民は途端に大騒ぎ(=「どんどこしょ」)する。
行列が通るときはまるで井戸のそば置いてある茶碗がちょっと触れただけでも中に落ちてしまいそうな“危なっかしい状態”であるため、井戸の周りにお茶碗の絵を描いて危険を知らせた・・・・・・その時の様子を歌にしたのが、この『ずいずいずっころばし』という。
またあるいは、遊郭に遊びに来た客が遊女を並べて、一夜限りの逢瀬(恋)の相手を探したり選んだりする遊郭遊びの歌とも...他にも『ずいずいずっころばし』の解釈については多くの諸説があるので、どれも決定的ではないが。。。
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「♪♪ずいずいずっころばし、胡麻味噌ずい♪」という序盤の一節の内容どおり、胡麻と味噌を組み合わせた焼き菓子(クッキー)。
また、同パッケージには大きな米俵と2匹の可愛らしいネズミが描かれているが♪♪俵のネズミが米食ってチュウ、チュウチュウチュウ♪」という一節に由来する。
この『ずいずいずっころばし』は、ご覧の通り、黒胡麻と白胡麻がふんだんに使用されている。
とても軽いサクッサクッとした食感で非常に食べやすく、口の中に入れると胡麻の香りが一杯に広がる・・・・美味いっっ!!!!
このお菓子のもう一つのベースとなるのは甘味噌風の味であるが、味噌独特の塩辛さは特に感じられないほど全体的にマイルドで甘辛の仕上がりとなっている。
というか、胡麻の風味がキツ過ぎるのだろう。とにかく胡麻の塊を食べているようだった...5枚目を食べ始めると流石に飽きてきた…(笑)
それでも、流石【六花亭】、翌日に再び食べると、改めてこの香ばしいクッキーが美味しく感じられるようになった。
もちろん確かにこれ単独で買って食べても美味しいのだが、むしろ他の〝童謡シリーズ〟との菓子詰め合わせ『童謡菓撰』という形で購入し、それぞれの風味の違いを楽しむかのように交互に食べる方が、このお菓子の独特の風味の美味さを改めて実感できると思う。

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コメント

「ずいずいずっころばし」にそんな由来があったのは知らなかったです。
どうも有難う御座います。

徳川家光公の飲むお茶の葉を運ぶ行列は「お茶壷行列」とも呼ばれ、御三家大名行列よりも優先して東海道を江戸へ向かったそうです。
宇治の新茶はこの関西でも有名ですが、美味しいです。
「江戸っ子は初物に目が無い」と言いますが、女房を質に入れて食べるかつおだけではなく、お茶にも目が無いんですね。

「御茶ノ水」の地名は、この将軍家が飲むお茶を沸かす水を汲む湧き水が江戸開府の際にあった事がその由来です。
その後、この湧き水は神田川の改修工事で姿を消しましたが、地名だけは今でも残っています。

私の大好きな「究極天使」黒田有彩さんが通うお茶の水女子大学は、御茶ノ水にある今の順天堂大学に隣接して校舎があった事が校名の由来で、関東大震災後今の場所に移動してからも「お茶ノ水女子大学」の校名を残しています。
今年の「微音祭(お茶の水女子大学の学園祭)」は公休をねじ込んで行きたいです。
ライブで会う「中学生が飛び級でそのまま大学生になった」あどけない顔や、DVDや写真集で見る知的な顔とはまた違う、本当のナマ有彩さんに会えるまたとないチャンスですし、15年前高田万由子さんに会うために「東大五月祭」に行き、私の友人に会うことだけは出来たものの、結局一番肝心の高田万由子さんには会えずじまい(こないと聞いたときのショックで膝が抜けたこと、今でも忘れません)だった事の「形を変えたリベンジ」の為でもありますからね。
だから、今年の「微音祭」は黒田有彩さんに会う、ただただそのために行くようにし、其の他一切の雑念は考えないようにします。

その前に、4月初めにライブがある可能性がありますので、今度は「平成のお茶壷行列」さながらに上京するかもしれません。

投稿: たぬっち(ラグオン) | 2008年3月11日 (火) 23時05分

たぬっちさん、毎度コメントありがとう御座います!!!!

お茶といったら「宇治園」ですね(笑)

「御茶ノ水」の由来はそこからきているのですか・・・そして、たぬっちさんの大好きなアイドルである御茶ノ水女子大生・黒田有彩さんに行き着くとは、話が上手くまとまりましたね。もし彼女が茶道が得意だったらカンペキですね(笑)
今後行なわれるライブはもちろんのこと、11月に行なわれる予定の『微音祭』レポもよろしくお願いしますよ☆

ちなみに、私も初物が大好きです(笑)

投稿: とうきび | 2008年3月13日 (木) 23時00分

そうですね、「平成お茶壷行列」は今月末に実現します。

今回はライブではなく「撮影会」です。
30日に行ってきます。

今回は水着こそありませんが、どんな衣装で姿を現すのか、サイン会で何を話そうか?
今から凄く楽しみです。

ちなみに茶道はした事が無いそうです。
書道ならプロフィールにもありましたけどね。

前日に会う友人には申し訳無いですが、そっちははっきり言って「ついで」ですからね。

11月に行く予定の「微音祭」も、今からとても楽しみです。
昨年はスパイダーマンで出没したとの噂がありますので、今年はどんな姿で現れるのか、今から楽しみです。

投稿: たぬっち(ラグオン) | 2008年3月14日 (金) 22時32分

どもども、たぬっちさん。
毎度コメントありがとう御座います!!!!!

いよいよ30日に彼女の為に東上ですか…色々とお土産というか“必殺技”を考案中なんでしょうね。

きっと、毎日ワクワクして当日を待ちわびていらっしゃるのでしょう。
書き込みの文体も弾んでいますよ(笑)

当日には彼女手作りのオリジナルクッキーもゲットできるかもしれませんよ?!

投稿: とうきび | 2008年3月17日 (月) 19時04分

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