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2008年3月 7日 (金)

帯広市・六花亭 『雪の大地』

『雪の大地』は、北海道を代表する菓子メーカー【六花亭製菓㈱】(本社・工場:帯広市西24条北1丁目3−19)が製造・販売するお菓子で、12月15日から3月15日まで販売されている〝冬期限定ホワイトチョコレート。去る2月10日、当時開催中のさっぽろ雪まつりを観たついでに、【丸井今井百貨店・札幌本店】札幌市中央区南1条西2丁目11)のデパ地下(丸井今井「大通館」・地下二階)にある同店売り場にて購入。
一箱(24個入り)550円(税込み)。
ご覧の通り、「小樽運河の散策路、函館の八幡坂など、北海道の大地に敷き詰められた石畳にうっすらと雪が降り積もった冬の情景を、ホワイトの生チョコレートで表現しました」と記されている。
小樽運河の散策路は以前に当ブログでちょびっと紹介しましたね。機会があれば、昔の面影を残す北運河エリアを散策するつもり。
函館の八幡坂は中学校の修学旅行で散策しました。八幡坂の上から望む函館港は絶景☆
・・・・ホント、『雪の大地』は、単に美味しそうなだけでなく、見た目も非常に美しいね~♪
このパッケージには〝生チョコレート〟と表示しているが、正確にはごく普通の固さのホワイトチョコであり、ロイズショコラティエマサールなどで有名な、近年主流となりつつある要冷蔵でとても軟らかい歯ざわりの「生チョコレート」とは基本的に違うものである。
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【六花亭製菓㈱】は、日本で初めて「ホワイトチョコレート」を製造・販売を開始した菓子業界のパイオニア。
【六花亭】は道東の十勝地方にある帯広市を拠点とする道内屈指の菓子メーカー。
1933年に道内の老舗和菓子店の一つである【札幌千秋庵】から「のれん分け」し、【帯広千秋庵】として開業した。
小田豊四郎氏が戦後にスイス旅行をした際、世にも珍しい「ホワイトチョコレート」と運命的な出会いを果たすと、帰国後、同社独自で何とか「ホワイトチョコレート」を製造しようと創意工夫を重ねた末、1968年(昭和43年)にようやく完成、日本で始めて「ホワイトチョコレート」の製造・販売を開始した。
のちの【六花亭】の創業者で、かつて【札幌千秋庵】の店員だった小田豊四郎氏が1937年に当時の【帯広千秋庵】の経営を叔父の岡部勇吉氏から引き継いだ時から、同社のサクセスストーリーは始まった。
この「白いチョコレート」は発売当初は見向きもされなかったそうだが、のちに1972年ごろから当時の国鉄が大々的に行なった国内旅行キャンペーン“ディスカバージャパン(日本再発見)”から端を発し、「帯広には白いチョコレートがある」という話題がカニ族の若者を通じて全国に広まり著名になったの契機に、同社の「ホワイトチョコレート」は道内に限らず、全国的に【六花亭】の名が知られるようになった。
時を同じくして、【六花亭】では毎度お馴染み、坂本龍馬の子孫で北海道在住の山岳画家・坂本直行が描いた北海道の野山で咲く花々のイラスト入り包装紙を、この頃から使用し始めた。小田豊四郎のお菓子に対する情熱に心を打たれた直行が個人的に親しい付き合いをするようになった過程で、北海道の草花を描いたスケッチや水彩画を提供したことによる。
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現在では「ホワイトチョコレート」は北海道を象徴するお菓子の一つであり、また、日本中の菓子メーカーがこぞって製造・販売し、津々浦々何処でも手に入るお馴染みのお菓子ですが、それもこれも【六花亭】のお陰なんであります。
ただ、このホワイトチョコレートの製造方法や札幌進出を巡り、同社の「本家」である【札幌千秋庵】と考え方の相違が生じ、1977年に〝千秋庵〟という「のれん(屋号)」を返上し、互いの「本家−分家」という師弟関係を解消、(【帯広千秋庵】から)現在の店名である【六花亭製菓】と屋号を改称した経緯がある。
“六花”とは雪(の結晶)を意味する。北海道を代表するイメージとして、以前に紹介した同社の菓子雪やこんこの題字も担当した東大寺元管長・清水公照氏が命名したという。その際「“りっか”では読みにくいのでなく“ろっか”と呼ぶ」こととなり、また「“六花”の下に堂、庵、屋、軒などと響きを確かめながら付けてみて、最後に“亭”にたどりつき、『六花亭』と命名した」という。
これまで恩恵を受けてきた老舗菓子店の庇護から分離独立を果たすことは“一世一代の賭け”であったが、その後も持ち前の情熱(研究熱心さ)や地元愛、バイタリティー、チャレンジ精神により、マルセイバターサンド』『ストロベリーチョコ』『サクサクカプチーノ霜だたみ』『雪やこんこなど次々とヒット商品を連発し、見事大成功へと導いた。
それは帯広という戦前からビート(甜菜糖)や小麦、小豆等の生産が盛んな十勝平野という肥沃な大地に居を構えているからこそ、良質な菓子の原料が現地調達できるのであり、同じ十勝管内には【柳月】【クランベリー】など全国的にその名を知られるライバル店も多いのも、互いに切磋琢磨してよりレベルの高い「メイドイン十勝の商品開発にしのぎを削る要因となった。
【六花亭】の創業者・小田豊四郎氏は「その町の文化の程度はその町のお菓子でわかる」という持論の元、“お菓子の街”帯広市を構築・発展させ、全国的な知名度を高めただけでなく北海道全体の菓子業界・観光業界の発展に貢献した人物である。
1995年(平成7年)、豊四郎氏の息子・小田豊氏が経営を引き継ぎ二代目社長となる。
その際、先代の豊四郎氏は会長職に就く。その後、彼の願望である「お菓子(食)を通じた街づくり」及び「北海道の食文化の発展」に寄与する為に、同社が社会・文化的事業を展開する上で特定非営利法人『小田豊四郎記念基金』を2003年に設立。食に関する文献を収集、保管、展示する文化事業施設『六花文庫』を作ったり、北海道の食文化の発展に功績のある個人または団体を発掘・顕彰する『小田賞』を贈呈したり、全国公募エッセー集の編集・刊行を行なったり、食にまつわる講演会を催したりしている
また、昨年(2007年)社名変更30周年記念を向かえ、その記念事業の一環として『六花文庫』内に、アート作品の情報を発信したい人向けにその場を提供する“六花ファイル”という「一人に1箱、その中に入るサイズのアート作品を保管する」設備を配することに。昨年5月から学芸員の選定の下、選ばれた15名の作家による作品が同施設で自由に閲覧できるようになっている(入館料・閲覧料はともに無料)。
その他【六花亭】は、同じ十勝管内の中札内村にある同社の「第二工場」周辺の広大な敷地面積に『坂本直行記念館』など『六花の森』や、『中札内美術館』などの芸術・文化施設を建設したり、年に数回クラシックコンサートを主催したりしている。
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現在も尚【六花亭】は、北海道・十勝帯広市)を拠点にして道内店舗限定で商品を販売する経営戦略をとっている(但し、同社のオンラインショップでは全国発送も展開)。それにより、北海道ブランドの希少価値性を高めることに貢献している...【六花亭】は私が最も大好きな菓子メーカーの一つであります♪
さて、この『雪の大地』、実際に食べてみると・・・濃厚なのにしつこく無く、後味がよく、甘さが丁度イイ!!
何より、口解け感がなめらかで素晴らしい!!!
相変らず、【六花亭】の「ホワイトチョコレート」は北海道らしいとてもミルキーテイストかつ高品質なので、なまら美味いっっ!!!!!
気付いたら・・・24個があっという間に無くなってしまった(笑)
一度食べたら止められなくなりますね~♪♪♪
「ホワイトチョコレート」は「白い恋人」の【石屋製菓】も美味しいけど、やっぱり、パイオニアである【六花亭】がNo.1だと思う。
3月15日までの期間販売なので、もう一度買ってくるかな。。。

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コメント

白い恋人は学生時代、北海道土産の定番として買っていましたよ。
いまでも、物産展で出たら買いますよ。
六花亭のチョコレートや神戸のチョコレートと並んで美味しいチョコレートの上位にランクされます。

好きな女性が出来、会う直前の時期の物産展があったら必ず買って持って行く様にしています。

小樽の運河の夕暮れ時の風景、どことなく黒田有彩さんの生れ故郷神戸の赤レンガ倉庫群(確かハーバーランドにあったような)を拡大したような景色ですよね。
函館といえば、これまた神戸と並んで夜景の美しい街として有名ですよね。
私も学生時代に八幡坂に行きまして、そこで知り合った津田塾大学の方と美しい夕焼けの街を見た記憶があります。
神戸の六甲山であれ、函館山であれ、そこからの夜景、黒田有彩さんのようなタイプの方と見に行くと最高ですね。まあ、本人はありえんでしょうけど、そうなったらもうメチャクチャ最高ですね。

ちなみに戦後アメリカ軍が持ち込んだチョコレートは南方作戦用だったために、シャレにならないほど固く、兵士たちが子供たちに分けて「食べた」ことにしていたそうです。
現在ではチョコレートよりも、ハードキャンディの方が非常食に使われるそうです。

投稿: たぬっち(ラグオン) | 2008年3月 8日 (土) 22時04分

お久し振りです。

3月11日更新の『川上とも子のうさぎのみみたぶ』にゲストで来ていた、サヴィッジ・ジーニアスのああさんが、北海道在住のリスナーに、北海道土産として、“ホワイト・ラヴァーズ(白い恋人)”と、この六花亭のお菓子を要求していました。「ベタだけど」と言っていたので、相当、有名なもののようですね。

投稿: Yellow Magic Carnival | 2008年3月13日 (木) 00時08分

>たぬっちさん
毎度毎度ご丁寧なお返事ありがとう御座います!!!!

神戸は函館や小樽や横浜と同様、異国情緒あふれる街のようですね。
そして、ちょうど赤レンガ倉庫群がそれら4市に存在するように、たとえ初めて訪れたとしても、我々にとって見慣れた風景で、どこか懐かしさを覚える観光都市と言えると思います。
私も神戸は是非一度は訪れたい街の一つです。いつか、有沙さんの神戸ツアーが企画されれば良いですね☆

進駐軍の「ギブミーチョコレート」ですね。固いだけでなく、あまりに美味しくない軍用チョコなので米兵達には不評で、日本の子供たちにあげて在庫処分したという・・・(笑)
たぬっちさんは、ホワイトチョコレートを有沙さんへのホワイトデープレゼントとして考えていらっしゃるのでしょうか…?


>Y.M.Cさん
すっかりご無沙汰してました…お久し振りです!!!!
忙しくて、そちらのブログへなかなかお返事が出来ず、申し訳ありません。。。
携帯ではチェックさせて頂いたのですが…それでも、変わらずお付き合いの程をどうかヨロシクお願い致します☆

六花亭のお菓子は全国的に有名ですから彼女も良くご存知だったのでしょう。まぁ、確かにベタなんですけど、このお菓子を贈れば失敗が少ないという理由もあります。
まぁ、Y.M.Cさんなど左党の方は、お菓子より、『小樽ワイン』や『十勝ワイン』、『北の錦』、『男山』などが北海道の贈り物として向いているでしょうけど(笑)

投稿: とうきび | 2008年3月13日 (木) 23時26分

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