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2008年1月13日 (日)

苫小牧市・㈱三星 『〝北海道銘菓〟よいとまけ』 ①

北海道・道央地方の太平洋側に面し、勇払平野の東部に位置する工業都市&港湾都市の苫小牧市(とまこまいし)は、明治時代から製紙業(現・王子製紙苫小牧工場、現・日本製紙勇払工場)で栄えた「紙のマチ」として知られ、戦後に日本初の内陸掘込港(苫小牧港)が完成した後は、自動車部品工場や製油所が建設されるなど北海道内有数の工業地帯として発展。
ただ最近では苫小牧といえばもっぱら、高校野球・夏の甲子園大会で2年連続の全国制覇(2004年・2005年)、一昨年(2006年)もエースのマー君(現楽天・田中将大らを擁し、早実のエース・ハンカチ王子(現早稲田大・斎藤佑樹)との決勝戦で死闘を演じて準優勝し、一躍日本中の注目の的となった駒澤大学付属苫小牧高校(駒苫)が有名である。
その他、釧路市や帯広市と並ぶ「スケート(スピードスケート・アイスホッケー)のまち」として、同市内にある企業や学校出身者などから冬季オリンピック代表選手を多数輩出していることで有名。
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一方で、苫小牧で代表的な農産物は、『ハスカップ』というスイカグラ科の落葉低の木の実。
北海道の先住民・アイヌの人たちの間では古くから不老不死の秘薬とされ、その名はアイヌ語で「ハシカブ=枝の上に沢山あるもの」に由来し、(アイヌ語の)別名「ゆのみ」。
苫小牧東部は北海道随一の工業地帯だが、西部勇払原野と呼ばれる自然豊かな地区。
『ハスカップ』は本州では高山植物と知られるが同市西部の原野には「夏は霧に覆われ、冬は風雪に吹き荒ぶ厳しい環境」にありながら古くから自生してして、その実はブルーベリーに似た青紫色であり、アントシアニンやカルシウム、鉄分、ビタミン類が豊富に含まれる健康食品として近年全国的に注目されると、同地域に限らず道内で広く栽培されるようになり、現在では北海道を代表する特産品の一つとなっている。
生での保存は難しいので、主にジャムやお菓子、果実酒として加工される。
ちなみに、同市で代表的な水産物は生食用の他、主に寿司種として用いられるホッキ貝(北寄貝、別名・ウバガイ)ホッキ貝を使用した『ホッキカレー』ホッキバーガーなるものがB級グルメ(ご当地グルメ)として密かに注目を集めている。
苫小牧には、まちの特産品『ハスカップ』を使用したお菓子を古くから作り続けている(創業1898年)老舗菓子メーカー【㈱三星(ハスカップのお菓子屋 みつぼし)】(本社・工場:北海道苫小牧市糸井141番地)がある。北海道内に本社を含め52店舗を構える道内トップ菓子メーカーの一つ。
同社の三ツ星マークは「仕事に惚れ、郷土に惚れ、女房に惚れる」と言う意味が込められているという。
今回紹介するお菓子は、その【㈱三星】自慢の「ハスカップジャム」をふんだんに使用した同社の看板商品『〝北海道銘菓〟よいとまけ』
『よいとまけ』とは、苫小牧名物のハスカップジャムをタップリと塗ったロールケーキ状のお菓子。
この『よいとまけ』という変わった名称は、箱のパッケージ裏にも書かれているように、
「『ハスカップ』の自生する勇払原野に、明治43年(1910年)王子製紙の工場が出来てから1920年代まで、工場に紙原料の丸太を積み下ろす際に発する『よいとぉまいたぁ!よいとぉまいたぁ!』という勇ましい掛け声(よいとまけ)が一日中周囲に鳴り響いていた」
ことに由来する。
苫小牧のお菓子を作ろう。これぞ苫小牧だというお菓子を」という【三星】の初代社長・小林正俊氏(1912~66年)の思いから
・幼い頃、よく耳にしていた「よいとまけ」という掛け声(⇒菓子の商品名)
・紙の原木の丸太(⇒丸太を思わせるロールケーキ)
・特産品のハスカップ(⇒ハスカップジャム)
苫小牧を象徴する3つの要素を盛り込んで、1949年に誕生したのがこの『よいとまけ』。
今年で59年目を迎えるロングセラー商品で、1994年に開催されたお菓子のオリンピックと称される『(第22回)全国菓子大博覧会にて最高位の名誉総裁(三笠宮寛仁親王)賞を受賞した、押しも押されぬ苫小牧銘菓〟もとい〝北海道銘菓〟である。
この『よいとまけ』一本分の大きさは、長さ(横幅)約17センチ、直径約5.5センチと、他のロールケーキ一本分と比べるとやや小さくスマートサイズである。
でも、これなら一回で食べきれる量なので相応しいと言える。
一箱(一本)480円(税込み)と、値段も手ごろ。

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コメント

どうもです。

『よいとまけ』は、別に、三輪明宏さんの歌とは関係が無いんですね(笑)。そして、『三星』と見て、「ライオンズ?」と考えた私は、ただの変わり者ですね(笑)。

投稿: Yellow Magic Carnival | 2008年1月13日 (日) 18時30分

どもども。
いつもコメントありがとう御座います!!!

調べてみると・・・このお菓子の由来となった掛け声「よいとまけ」と、美輪さんの代表曲『ヨイトマケの唄』の元になった「ヨイトマケ」とは、共に丸太を運ぶ作業という点ではほぼ同じ意味なのですよ。多分、もっと詳しく元を辿れば全く同じ意味(由来)かもしれません。
後に「ヨイトマケ」がその作業に従事する人たちを指すようになると、土木工事関係者を指す「土方」と同じ蔑称として放送禁止用語になったので、『ヨイトマケの唄』がメディアでは披露できなくなったそうですね。

そうすると、このお菓子も放送禁止なのか?という疑問も浮かびますが、過去に何度もテレビで紹介されていることから、その心配は要らないようです。

やはり、世界的電器メーカーで有名な韓国の財閥「三星(サムスン)」のプロ野球チーム「サムスン(三星)ライオンズ」と間違えましたか…それは無理もありません(笑)

投稿: とうきび | 2008年1月16日 (水) 16時09分

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