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2007年11月 1日 (木)

札幌・定山渓温泉の紅葉散策 ③

札幌定山渓温泉の紅葉散策シリーズ〟の3回目は、
定山渓観光ホテル山渓苑が隣にあり、定山渓観光案内所及びスポーツ公園内にある駐車場で発見した物を紹介しましょう。
まず、目に入ったのは、かつてここに定山渓鉄道の終着駅「定山渓駅」があったことを示すモニュメント(『さっぽろ・ふるさと文化百選に選定された旨を表示)だった。
かつて札幌市白石区東札幌定山渓温泉の間を結んでいた定山渓鉄道は、定山渓温泉を利用する観光客の輸送、また、豊羽鉱山の鉱石(亜鉛、鉛、銀、イリジウム)、定山渓付近で採れる石材や木材の運搬手段として貴重な存在だった。
定山渓地区の発展に大きく貢献した定山渓鉄道運営する定山渓鉄道株式会社(現・じょうてつ株式会社)】は1957年に東急(東京急行電鉄)グループの傘下に入る。
しかしその頃から、トラック輸送網の発達、バスやマイカー利用客の増加により、鉄道の需要が徐々に減少するようになる。
しかも、運転間隔を短縮する為の複線化も実現できずにいたので、鉄道経営が困難な状況に陥り、ついに1969年鉄道部門が廃止半世紀に渡る定山渓鉄道の歴史に幕を閉じた。
その後はバス事業、不動産、観光、レンタカー事業へと特化した。
1973年にじょうてつ株式会社と改称して、現在に至る。
東急グループのバス会社となった【じょうてつバス(じょうてつ株式会社のバス事業)】は、今日札幌市民(主に南区民)の足として活躍している。
これが、かつて「定山渓駅」の駅舎に使われていた礎石
傍から見たら、ただの漬物石にしか見えない(笑)
これら旧定山渓鉄道の跡地は、平成2年に『札幌市創建120記念 さっぽろ・ふるさと文化百選』に選ばれた(No.070)。
ちなみに、定山渓温泉の街並み」定山渓温泉開湯の祖「定山坊(美泉定山)」さっぽろ・ふるさと文化百選』に選ばれている(No.090)。
これは、旧・小樽新聞社(1894年発刊。1942年に北海道新聞社と統合)が設置した石碑『北海道三景之碑』。
1923年に小樽新聞が〝北海道三景〟を選定するため、読者に懸賞付きで募集したところ「定山渓」「利尻富士」「洞爺湖」が選ばれた。
この石碑は〝北海道三景〟選定記念として翌1924年に同社が定山渓温泉中心街を見下ろすことができるこの地点に建立されたもの。
定山渓観光ホテル山渓苑入り口付近(「湯の滝」へと下るスロープ横)、道路を挟んで【定山渓万世閣ホテルミリオーネ】の隣に設置されている。
この裏にはその由来が記されている。
『仙境 定山渓』の石碑。1924年6月に大阪旅行会が設置。
山間の険しい川岸や川底に温泉が湧いている北海道随一の仙境・定山渓の素晴らしさを謳ったものか。
同年には定山渓観光のガイドブック「定山渓仙境」が発行された。
『北海道三景之碑』の隣り、定山渓観光ホテル山渓苑入り口付近(「湯の滝」へと下るスロープ横)に設置されている。
「カップル」という題のかっぱの像。
1991年製作。
「哲学者」という題のかっぱ像。1991年丸山隆氏製作。
定山渓観光ホテル山渓苑の隣にある。
向こうには、前述で触れた定山渓鉄道『定山渓駅』の駅舎に使われていた礎石」とそのモニュメント(『さっぽろ・ふるさと文化百選』)が見える。
1965年に、地元・札幌出身(元北海道新聞記者)の漫画家、おおば比呂司氏の進言により、かっぱをモチーフととした街作りに着手したことに始まる。
ちょうど当地にはかっぱ伝説のような言い伝えがあったためである。
今では定山渓温泉の至るところに、これらの「メルヘンかっぱ像」が設置されている札幌市民のアイデアによるもの。
これらは道内外の彫刻家により製作された。その他、「かっぱの石像」「かっぱの水のみ場」なども複数存在する。
したがって、定山渓のシンボルマークはかっぱである。パンフレットや看板、営業車、バス等に見られる。
毎年紅葉シーズンには、そのかっぱのシンボルマークが入った紅葉かっぱバス』(じょうてつバスが運行されている。
定山渓の紅葉の名所や観光名所をガイド付きで巡るというものである。
所在地:札幌市南区定山渓温泉4丁目 スポーツ公園駐車場

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