« 札幌・定山渓温泉の紅葉散策 ④ | トップページ | ㈱定山渓大黒屋商店 『〝定山渓銘菓〟温泉まんじゅう』  »

2007年11月 2日 (金)

札幌・定山渓温泉の紅葉散策 ⑤

引き続き、定山源泉公園を散策すると、定山渓開湯の祖・美泉定山(定山坊)の座像がある。
定山渓温泉の礎を築いた僧侶(修験者)。1805年に備前国(現・岡山県)に名刹妙音寺の二男として生まれる。
高野山で修業後、17歳頃から東北各地の温泉地を行脚。1853年(48歳)に蝦夷地(現・北海道)へと渡る。
1866年(66歳)にこの温泉の存在を知った定山は、滞在先の小樽の張碓(あるいは朝里川)から北海道の先住民・アイヌの若者の案内で山々を歩き、ようやく当地(現在の定山渓ホテル付近)に湧き出ている源泉を発見。
そのまま定住し、小さな小屋(湯治場)を設ける。温泉による病気の治癒と祈祷が当初の目的。これが定山渓温泉の始まりだという。
明治時代に入ると、1871年に政府(開拓使)から正式な湯守として認められ、政府の支援で浴槽や休泊所を設け、佐藤伊勢造夫婦を雇い、本格的な温泉経営に乗り出す。そして、1874年まで3年間米を支給される。1877年(72歳)没。その後は、佐藤夫婦が温泉経営を引き継ぐ。
但し、経営状態は芳しくなかったらしい。当時は交通事情が悪く、山奥までわざわざ訪れる湯治客が少なかったそうだ。
1871年にこの地を訪れた東久世通禧開拓長官が「常山渓」と命名、後年『定山渓』へと変化した。
また、美泉定山」の名は「美しい温泉のわき出る山渓に居を定める」に由来するという
ちなみにこの像は、『湯の滝』に打たれている定山をイメージしたもの。
尚、源泉を発見した場所とされる【定山渓ホテル 湯元お湯の里】の駐車場にも『定山坊像』がある。ちょうど没後110周年を迎えた1986年に同ホテルが建立した。
また、彼の遺品・法具が保存されている【定山寺】の境内には『開祖美泉定山記念碑』が建っている。
定山源泉公園には、源泉の滝を人工的に作った『美泉の滝』がある。
この滝つぼの真ん中には『メルヘンかっぱ像』の一つが浸かっている。
『美泉の滝』に付属した『温泉卵の湯』。70度前後の源泉を掛け流している、こじんまりとした湯船である。
自ら持参するか、あるいは月見橋を越えてすぐにある【㈱定山渓物産館中央店】で卵を購入し、この『温泉卵の湯』に20分近く浸すと、お手製の温泉卵が出来上がる。
観光名所には欠かせない、写真撮影用の顔抜きの立て看板。『美泉の湯』の隣に置かれている。
ほのぼのとした家族かっぱ仕様のデザイン。
定山源泉公園内にはぐるりと散策できるコースがある。
特にこの時期は紅葉が美しいので素晴らしい。
メインストリートを通る月見橋にはメルヘンかっぱ像」が2基ある。
一つ目はこの「ミスジョウザンケイカッパ」という題名の作品。1991年に阿部典英氏が製作。
もう一つの目のメルヘンかっぱ像は、「ボクと記念撮影」という題名の作品。
1991年に小石巧氏が製作。
月見橋から、札幌市街地方面(下流方面)へ流れる豊平川を写したもの。
月見橋から、紅葉の名所である赤い吊橋『二見吊橋』の方向(豊平川上流方面)を写したもの。
この月見橋は明治時代から数えて五代目の橋である。1984年に完成。
Cimg0321
Vfsh0036_3
その他、携帯画像やデジカメ画像はこちら

|

« 札幌・定山渓温泉の紅葉散策 ④ | トップページ | ㈱定山渓大黒屋商店 『〝定山渓銘菓〟温泉まんじゅう』  »

「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103370/16950730

この記事へのトラックバック一覧です: 札幌・定山渓温泉の紅葉散策 ⑤:

« 札幌・定山渓温泉の紅葉散策 ④ | トップページ | ㈱定山渓大黒屋商店 『〝定山渓銘菓〟温泉まんじゅう』  »