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2007年9月26日 (水)

山サ煉化餅本舗㈱ 『〝野幌銘菓〟煉化もち』

今回紹介するのは山サ煉化餅本舗㈱(本店・北海道江別市野幌町8−4、JR野幌駅前店「れんがどう」・江別市野幌町50−2) が製造・販売する野幌(のっぽろ)銘菓『煉化もちです。
これはその外装及び箱(パッケージ)。レトロ調のデザインと文字が歴史を感じさせる。
先日(9月23日)、国道12号線沿いに“れんがもち”と表示された煉瓦作りの煙突の形をした看板(モニュメント)が目印の本店にて購入。
ちなみに、直営2店舗の他、JR野幌駅構内売店、道央自動車道(高速道路)野幌パーキングエリアなどでも販売されている。
北海道内の駅構内の売店で販売している〝三大銘菓(餅菓子)〟といえば、共和町・JR小沢駅(函館本線)の『トンネル餅』、深川市・JR深川駅函館本線と留萌本線の分岐点)のウロコダンゴ』、
そして、このJR野幌駅函館本線)の煉化もちである。
だが、本来「レンガ」は漢字で「煉“瓦”」と書くが・・・・この名称の由来は後述する。
↑これは、箱の中に入っている栞(しおり)。『れんがもち』がのっぽろ銘菓として今日に至る由来が記されている。
札幌市のお隣、江別市野幌は1878年に屯田兵によって本格的に切り開かれ、煉瓦・土管・陶器の製造を主産業(窯業)として発展した町。
今日では王子製紙などの大手工場が立ち並ぶ工業地帯、もしくは札幌のベットタウン化した住宅地が広がっているが、かつては国内有数の生産量を誇る江別のれんが(野幌れんが)」の町としてその名を全国に知らしめた。
まぁ、世間的には人気俳優・タレントの大泉洋クンの故郷、あるいは“半農半芸タレント”の田中義剛氏の出身校・酪農学園大学がある町と言った方が良いかも(笑)
先月まで放送していたフジテレビ系ドラマ(関西テレビ製作)『牛に願いを~Love&Farm』のロケ地(主に酪農学園大学の構内及び農場)でもある。
江別市内及び周辺の泥炭層から採取される良質の野幌粘土を使った赤いレンガは、旧・北海道庁(赤レンガ庁舎)やサッポロビール工場(現・札幌ファクトリー)始め、鉄道やトンネル・橋などのインフラ、サイロ、学校、民家、駅舎や倉庫建物などに用いられ、北海道近代化に貢献。
1975年まで夕張鉄道線が野幌駅から分岐して南幌町栗山町夕張市を結んでいた。特に、炭鉱のある夕張から鉄道で運ばれた石炭が町の発展に欠かせない大きな原動力となった。
江別市内には「江別市歴史的れんが建造物保存活用事業」の一環として、400棟を越える煉瓦造りの建造物が保存されているらしい。
現在でも江別市内に3箇所の煉瓦工場が稼動中であり、煉瓦生産量は国内シェアの20%を占る。
全国的に生産している地域が少ない現状もあり、事実上日本一である。
丸二北海煉瓦㈱北海道江別市野幌代々木町77-1
明治34年(1901年)、「久保れんが」の通称で知られる、北海道炭鉱鉄道会社野幌煉瓦工場の経営にあたった経緯を持つ、札幌商工会議所会頭・久保兵太郎氏が、当時の手抜き煉瓦製法にヒントを得て「煉瓦餅」を発案し、煉瓦工場内で雑貨商を営んでいた佐野利吉氏が創業。
佐野氏が製造・販売を開始した当初は「煉瓦餅」という表記だったが、食べられる煉瓦をイメージさせるため、俳人でもあった久保氏が「“瓦(かわら)”は食べられぬが、“瓦”が“化”けたら食べられるのではないか」との発想で「煉化餅」と名付けた…これが、明治の代から今日まで江別市民に愛され続けている野幌銘菓「煉化餅(煉化もち)」の由来である。
明治時代の歌人・石川啄木が明治41年(1908年)に当時の小樽日報に寄せた紀行文(随筆作品)『雪中行 小樽より釧路まで』の一節に
「・・・汽笛が鳴つて汽車はまた動き出した。札幌より彼方(むかう)は自分の未だ嘗(かつ)て足を入れた事のない所である。
白石厚別を過ぎて次は。睡眠不足で何かしら疲労を覚えて居る身は、名物の煉瓦餅を買ふ気にもなれぬ。江別も過ぎた。幌向(ほろむい)も過ぎた。・・・」
「煉化餅」の名が登場する。
また、昭和11年(1936年)に皇族の閑院宮様が御来道した際、お店に休憩され、「煉化餅」をご賞味したとか
そんな一世紀以上の歴史を誇る銘菓ではあるが、一時期、後継者がいないなどの理由で製造・販売を休止していた。
…販売休止当時は非常に残念な気持ちでしたが、後に復活したとの由を聞き、非常に嬉しかったです!!!!!
尚、販売再開以降は、『煉化もち』という(餅の文字が)ひらがな表記で販売されている。
ご覧の通り、この煉化もち』はお餅の中の「こしあん」がうっすらと見えるのが特徴。
それは、もち米を粉末にして加工された独特の製法によるきめ細やかなお餅だからこそ。
これは10個入り(税込み630円)のもの。他に、
付属品として、上記の「栞」と「先割れの串」が入っている。
江別・野幌の名物である「レンガ(煉瓦)」を模ったブロック型の餅菓子『煉化もち』。
但し「レンガ型」といっても、大きさは、消しゴムよりやや大きい程度の一口サイズ
…これは昔食べた時と全く変わらないね!!
懐かしい~~っ!!!
「とても小さな四角い大福」といった感じ。
しかし、小さい割にはぎっちりと「こしあん」がつまっている
なまらめんこいお菓子ですネ☆
実際に食べてみると・・・・羽二重餅に似た、柔らかくて粘り気があるお餅。この食感はたまらないね~~♪♪♪
原材料は「餅米、十勝産小豆、砂糖、塩、小豆」のみ。
北海道産の無農薬もち米を使用。
そして、なめらかできめ細かい歯ざわりの十勝産小豆から作られた「こしあん」は程よく甘く、上品な美味しさ。
これは、上質の「十勝小豆」だからこそ。
但し、食品添加物は一切使われていないので、時間が経つと直ぐに固くなり、もち米特有の歯ごたえ(コシ)が生じてしまうが、それもまた良し。
これが安心安全というもの。
出来るだけ北海道の天然素材にこだわっているんだネ☆
まいう~~~!!!!
特に甘党のこしあん好きの人にオススメですよ!!
久しぶりに食べてみて、昔の「煉化餅」と比べて餅の柔らかさ・歯ざわりがやや違う気がしたが、それでも十分に満足できました。
何より、一口サイズなので、4,5個はペロッと食べられマス。
でも、6個目からは流石にキツくなりますが、後でまた食べればいいこと。
固くなったら、油で揚げるとまた一味違った風味が楽しめるとか。
一箱冷凍してあるので、後日試してみよう♪♪
100年以上に渡り、地元の人たちや文化人に愛され続けている理由がそこにあります☆★☆
このお菓子が復活して良かった!
尚、煉化餅本舗の2店舗では、この煉化もちの他に、店自慢の大福や串だんご、どら焼き、草しんこ(草大福)、わらびもち、ゼリーなどの他、『野幌風物れんがくるみ餅』、江別銘菓の『えべつまんじゅう』が販売されている。
『えべつまんじゅう』についても、引き続き紹介しますよ。
山サ 煉化餅本舗]本店
江別市野幌町8ー4
営業時間・9:00~18:00
定休日・月曜日

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